お絵描きソフトの要領でパターンを描けます。下のパレットの好きな色を押してから、上のキャンバスをクリックするとキャンバスの一つのセルが、その色に変わります。マウスを押し続けてキャンバスの上を動かすと、マウスが動いた上のセルの色が変わります。
注意:現在のバージョンでは、次の不具合があります。マウスを押し続けたまま、キャンバスから外にマウスを移動させ、キャンバスの外でマウスのボタンを放した場合、マウスボタンが放されたことが分からず、キャンバスの上に戻ったときに、マウスボタンを押していないのに、色が描かれてしまいます。キャンバスのセルを一つクリックすると止まります。このため、なるべくマウスを押し続けたまま、キャンバスの外にマウスを移動させないようにしてください。次のバージョンではこの不具合は解消する予定です。
描いた絵の色のうち、同じ色を別の色に一度に変換できます。まず、From: の横の四角をクリックします。グレーの四角が赤に変わります。その状態で、キャンバス上の変換したい色を押します。From:の横の四角の中に色がコピーされて、赤い四角がもとのグレーに戻ります。その次に、To: の横の四角をクリックします。キャンバスかパレットの好きな色をクリックします。そうすると、From:の横の四角にその色がコピーされ、同時にキャンバス上のFrom:の色がすべて選んだ色に変換されます。To:の横には、変換前のFrom:の色がコピーされます。変換結果を元に戻すには、To:をゆっくり二回(間をあけて)クリックします。続けて他の色を試すには、To:を押して違う色を押す、という操作を繰り返します。
編み図を右クリックして、「ズームイン」を押すと、クリックした点を中心として、図が拡大します。「ズームアウト」をクリックすると図が縮小します。「オリジナル表示」を選ぶと、最初の表示に戻ります。
注意:右クリックするときは、キャンバスの上ではなく、白い部分を押して下さい。右クリックと左クリックの区別がプログラム上でついていないので、キャンバス上で右クリックすると、クリックしたセルに色がついてしまいます。
拡大表示したときに、画像の見える場所を移動(パン)するには、ALTキーを押しながら、編図をクリックして、クリックしたまま見たい方向にマウスをドラッグします。
ブラウザの印刷機能で印刷してください。見えたとおりの状態で印字できます。
配色をして、完成したデザインを保存したい場合は、編図を右クリックし、「SVGをコピー」を選びます。(少し時間がかかります。)コピーが終わったら、メモ帳(Windowsの場合)を起動して、メニューから「編集」→「貼り付け」を選びます。メモ帳に長いデータがコピーされます。その後、メニューから「ファイル」→「上書き保存」を選び、ダイアログが表示されたら、「ファイルの種類」を「テキスト文書」から「すべてのファイル(*.*)」に変更し、例えば、DATA.SVG というように必ず拡張子を .SVG としてファイルを保存してください。保存したファイルをエクスプローラ(Windowsの場合)などでダブルクリックすると、ブラウザが起動して、デザインした編図が表示されます。この状態でも、必要に応じて印字可能になっています。
電脳編図2号は、現在のところWindows+IEでしか動作確認できていません。なお、800×600ドットの画面の方は、F11キーを押して全画面表示にしてください。もう一度F11キーを押すと元にもどります。