電脳編図計画実験のページ | ||
コンピュータを使った動的な編図技法の実験 | ||
さて、何から手をつけていくか、悩ましいところです。電脳編図の最大の目標はサイズの自動調整ですが、これは少し難しいし、いろいろパラメータの準備があって時間もかかりそうなので、とりあえず後回しにして、色の調整からトライすることにしました。(また、どんどん遠ざかっていく...)
編み物の初心者で、アレンジができない方でも、毛糸の色だけは本に載っているのとは別の色に変える方が多いのではないでしょうか。しかし、単色の場合はともかくとして、編み込み模様の場合はなかなか色を変えるわけにもいきません。デザインする方としても、色々なバリエーションを全部試して発表することも難しく、2種類のカラーパターンを発表するくらいがせいぜいのようです。というわけで、自分で色を変えられる編図が あればどうでしょう。手持ちの糸を再利用してみるとか、自分の服に合う配色にしてみるとか、そういうことができたら、素晴らしいとは思いませんか?
というわけで、とりあえず試作品を作って動かしてみました。古いフェアアイル模様を元に、ミトンをデザインし、その色をブラウザから変更できるようにプログラムを組みました。「電脳編図 Ver 0.01」です。実際にやってみると、コレ、結構はまります。な〜んか楽しい!子供の頃、48色の色鉛筆セットに憧れたような方なら、きっと夢中になるハズ。5色のフェアアイル模様の色がクリック一つでくるくると変わっていくのは、まるで万華鏡をのぞくようなワクワク感があります。パズルのように、なんとかバランスのいい配色を探そうとしてしまいます。
編図の編地はいいから(おいおい)、色々な模様をこの「電脳編図」で動かしてみたいです。フェアアイルもいっぱい模様がありますし、ノルディック・エストニアの伝統模様なんかも入力してみたいですね。
作った配色は、ファイルとして保存できますので、あとで見直せますし、プリントして本当のカラー編み図にもできます。いや〜、もっともっといっぱい模様データが欲しいです〜。
OS | Windows9x,Me,NT,2000 Macintosh |
ブラウザ | Internet Explore 4.0以上* *Macの場合は、Netscape でないと動作しません。 |
プラグイン |
Adobe SVG Viewer 2.0 SVG Viewer は、アドビのホームページから無償でダウンロードできます。サイズは3Mバイトほどで、インストールには C:ドライブに約58Mバイトの空き容量が必要です。インストール後、初めて起動したときに使用許諾のダイアログが表示されます。 |
電脳編図2号は、自分でパターンが描けるようになりました。
フェアアイルミトンの電脳編図のページをクリックする前に動作環境を確認してください。ページが表示されるまでにかなりの時間がかかります。また、SVG Viewer をインストールした直後は使用許諾のダイアログが表示されます。使用方法は画面の下側にあります。それでは、どうぞお楽しみください。
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