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使ってみました |
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スーパーポンポンメーカーと花あみルーム使用記 |
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リリアンやビーズで遊んだ子供の頃から、手芸用品や文房具にはまっている...それは私たちです〜。しかし子供の頃は、欲しい物の半分も買ってもらえませんでしたね〜。なんで匂いのついた消しゴムがそれほど欲しかったかは謎ですが...。しかし、その怨念が今も徘徊しているのでしょうか、文具店に行くとついつい長居をしてしまいます。そういうトラウマはさておき、今回はクロバーの新製品「スーパーポンポンメーカー」と「花あみルーム」を使ってみました。
スーパーポンポンメーカー
スーパーポンポンメーカーは、ポンポンを作る器具です。そのまんまですが...(笑)。たかがポンポンを作るためだけに、このようなメカニックな製品が果たして必要なのでしょうか?名前もポンポンメーカーに「スーパー」がついてグレードアップしたもようです。人間にスーパーがついたら、スーパーマン。ポンポンメーカーにスーパーがついたらスーパーポンポンメーカー。なんと挑戦的なネーミングでしょうか。これはなにをさておいても使ってみないといけないでしょう〜。
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スーパーポンポンメーカーの構造
スーパーポンポンメーカーは、一見ヨーヨーのような感じです。全体がぱかっと二つに分かれます。真ん中にはステンレスの心棒が通っています。片側の輪の部分は半円に分かれたアームが二つづつついています。
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毛糸を巻きつける
スーパーポンポンメーカーを合わせて、アームをそろえて広げ、そこに毛糸を巻きつけていきます。これを両側の半円アームとも同じように巻きつけます。操作説明書を見ると、毛糸ではなく原毛でもいいようです。
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毛糸を切る
アームを閉じてから、ヨーヨーの円周部分に沿って毛糸を切り開きます。切り開いて出来た隙間にボタン付け糸のような糸を通して堅くしばります。
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はずす
アームを開いてから、左右にポンポンメーカーを分けます。
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出来上がり
これでポンポンの出来上がり!この写真は出来たばかりで刈り揃えていませんが、それでもこんなに丸いのはびっくり。右の小さいポンポンは、スーパーポンポンメーカーミニを使って作った直径20ミリのミニポンポン。う〜ん。さすがに専用製品、恐れ入りました。
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なぜ?
なぜ、スーパーポンポンメーカーでこんなに丸いポンポンができるか考えてみたのですが、おそらくアームがプラスチックで堅くつるつるしているところに秘密があるのではないかと思います。このために、毛糸を巻きつけるときに紙に巻くよりもきつく、きっちりと巻けます。そのために毛の長さが揃い、切ったときに飛び出す毛糸が少なくなるようです。作ってみると、出来上がりがまん丸なだけではなく、極めて密なポンポンができます。これもきつく毛糸を回した効果だと思います。
評価
一個や二個のポンポンを作るためにわざわざ買うのはもったいないですが、一度これを使うと、他の方法でポンポンを作るのが億劫になるくらい便利ですね。ポンポンを刈り揃えているうちにどんどん小さくなってしまったり、そのあたりを毛だらけにしてしまう、というような人にはオススメ。小さいポンポンを作る場合は、スーパーポンポンメーカーミニ、これは必需品ですね。
ただ、アームの根元の可動部分がとても弱く、踏みつけたりするとあっさり壊れてしまうでしょう。また、小さい子供に遊ばせたりしていても壊されてしまう恐れがあります。丁寧に慎重に扱うべきデリケートな製品です。また、一度使うと静電気でプラスチック部分に毛糸の繊維がつくことがありますので、対照的な色合いのポンポンを作る場合(特に白)は、一度良く拭いて、前の繊維を落とす必要があるかもしれません。
花あみルーム
これは毛糸やリボンを突起にかけて回し、花や星のモチーフを作る器具です。バッグやニット製品のアップリケのように使ったり、コサージュを作ったりできます。
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花あみルームの構造
構造というほどのものはありません。突起がついたさまざまな大きさの丸いリングが4個、角のリングが2個ついています。しかし、この小さいケースの中にこれだけのものがしまいこめるとは、ちょっと驚きです。この製品の図面引いた人、スゴイ。取り出すときにどう入っているか確かめながら出したのですが、それにも関わらず一回ではちゃんと元に戻せませんでした(笑)。
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作ってみる
ともかく説明書に書いてあるとおり作ってみました。丸いリングをセットして、対角線状にぐるぐると糸を回して掛け...
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真ん中をとじ針でかがって...
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リングからはずすと、花のモチーフの出来上がり。おぉ〜、結構綺麗。
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評価
これは遊べます。とてもシンプルな器具なので、どのように糸を回してどのようなモチーフを作るか、そのアイデア勝負!ですね。触ったばかりだと、まったくアイデアが浮かびません〜。なにか参考になる本かなにかを同時に買って、とりあえず書いてある通りに試してみるのがいいかもしれませんね。もちろん、そういうアイデアを練るのが好きな人ならいくらでも遊べると思います。最初は、余り毛糸を活用するのにいいかなと思ったんですが、これは絶対モチーフ専用のファンシーヤーンがほしくなってきますね〜。
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