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チェック模様とかのこ編みのクッションカバーの編み方 |
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チェック模様とかのこ編みのクッションカバーの編み方 |
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このクッションカバーについて
このクッションカバーは、テキスタイル風の細かいチェック柄を全面に配し、クッションの端部分をかのこ編みにしました。サンプル作品は、30センチ×40センチの小さめのクッション用のカバーですが、模様が細かいので簡単にさまざまなサイズに調整できます。編み込み模様の中では単純な模様ですし、裏面の糸の渡りがそう長くないので、初心者でも編地が大きくつれたりすることが少なく、編みやすい模様です。
並太程度の太さの糸で総編み込みをしますので、編地が相当分厚くなります。中に入れるクッションの堅さにもよりますが、クッションカバー全体の大きさは、布地のものよりも少し余裕が必要です。
横からみたところ
使用糸
メーカー | Debbie Bliss |
糸名 | Merino DK |
素材 | メリノウール100% |
重量・長さ | 50g 110m |
色番号 | 205(青) 200(水色) 101(生成り) |
使用重量 | 205(110g) 200(35g) 101(35g) |
使用糸はデビーブリスのメリノDKです。柔らかい色合いと肌触りで、明るい感じのクッションカバーに仕上がります。編む糸はそれほど選びませんので、余り毛糸1〜3玉あれば色合わせをしてみてください。模様が単純ですから、少々妙な色あわせでもそう下品な感じにはなりません。
使用編針
針のサイズは8号を使っています。4本棒針か、40センチの輪針を使います。ゲージは編み込み模様が22目×29段です。
その他
直径18mmのボタンと裏ボタンを各5個。
編図と編み方
全体を輪編みで編んでいきます。かのこ模様を輪編みでつなぎ目なしに編むため、全体を奇数にしています。そのため、ボーダー部分が8目と9目になっていますので注意してください。気になる場合は、模様編みに入ったところで一目減目をしてください。まっすぐ筒に編んでいくだけですので難しいところはありません。模様編みを終わって、かのこ編みに入るところで間違えやすいので注意してください。
かのこの部分は、最大10目糸が渡りますが、クッションカバーですので裏で細工する必要はありません。つれないように十分長く渡らせておいてください。
ボタン穴は、かのこ編みを編みながら、5段目で二目一度をし、6段目でその目を編んだ後、掛け目をするという方法で作ります。難しければ、無理穴でもかまいません。編み針かとじ針をボタン穴にする場所の目に入れてぐりぐりと編地を広げて穴を作ってください。
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