|
たた&たた夫のソックスリース |
|
クリスマス用のソックスリースの作り方を図解します。 |
|
「たた&たた夫のソックスリース」の作り方
このリースはほとんどすべて棒針編みで編んだものです。ソックスはもちろん、リース本体・リボンも全部メリヤス編みでできています。編み物好きなら、一度は作ってみたくないですか?嬉しいことに、余り毛糸をいっぱいお持ちの方なら、ほとんど費用はかかりません。(一から全部毛糸を買い揃えたらそれなりに費用はかかります。念のため。)手編みってダサイという偏見のある人だって、このリース見たら絶対に編み物できる人がうらやましく思うはず。プレゼントにしてもとても喜ばれると思いますよ。さぁ、今年は「たた&たた夫のソックスリース」を編んでみよう!
必要な道具と材料
・2号棒針2本...靴下・リボン用
・12号棒針2本...リース用
・中細毛糸・太めのラメ糸少々...靴下・リボン用
・白のシェニールヤーン...ソックスの縁取り。ポイントなので手持ちがなければ、この糸だけは買ったほうがいいでしょう。
・緑色のファーヤーン...リース用(なければ緑色の極太毛糸でも可)
・ベル大小・星形のスパンコール・金のビーズ・テープ類(お好みで)
・針金30〜40センチ・ペンチ...リースの土台。ダンボールをドーナツ型にしたものでも可
・手芸綿少々
ミニソックスの編み方
本体はすべてメリヤス編みで編みます
1段目 | 作り目 |
2段目 | 裏目 |
3段目 | 表目 |
4段目 | 裏目 |
5段目 | 12目表目を編む、左上二目一度・右上二目一度12目表目を編む |
6段目 | 裏目 |
7段目 | 11目表目を編む、左上二目一度・右上二目一度、11目表目を編む |
8段目 | 裏目 |
9段目 | 10目表目を編む、右針の9目目を10目にかぶせる。11目目を編んで10目目を11目の上にかぶせる...を合計8回。そうすると右針に一目残り、左針に7目残る状態になるので、普通に表目を編む。真ん中の8目ふせ目の左右に8目づつという状態になる。(真ん中がたるんだような感じになる。)
|
10段目〜16段目 | メリヤス編み |
17段目〜18段目 | 白の糸でメリヤス編み |
19段目 | すべてふせ目 |
編みあがったら、靴下の底と甲の部分はメリヤスはぎ、踵から後ろ部分は、すくいとじにする。よくわからなければ、まきかがりの要領で縫い付けても構わない。セーターではないので、あまり気にしないこと。とじ終わったら、靴下の中に手芸綿をちぎって詰めて形を整える。あれば、靴の後ろにベルを金ラメ糸でつける。
使用糸について
写真のリースの右側についている二足は、パピーのシルクウールラメの907(赤)909(青紫)を使っています。こんな小物にこんな高級な糸を...とお怒りの声が聞こえてきそうですが、糸に艶があって仕上がりにはとても高級感が漂います。プレゼントのキットに入っているのはこの糸です。
金のソックスは、パピーのミレーヌMG(501)を二本、ひきそろえています。それ以外はパピーの4Ply(中細)を使っています。このへんはどうぞご自由に。
雪の部分の白い糸が問題で、なかなかいいのが見つかりませんでしたが、ついにユニバーサル手編み糸の「公園デビュー」801(白)を発見!手触りふわふわ、まさに雪を編むためにあるような、マイクロナイロン100%の糸です。もちろんこれもキットに入っています。
リースの作り方
写真の使用糸は、ダイヤのマルチベルベット(402)です。手に取った瞬間から、これはクリスマスツリーやリースにぴったりと思うことでしょう。他の目的に使えるのか、心配になるほど(笑)はまっています。このような緑色のファーヤーンが手に入らない場合は、完全棒針編みリースにはなりませんが、ハンズで右の写真のようなリース・ツリー用の素材を売っています(写真の素材は2メートルで180円でした。)ので、リース本体はこれで作っても構いません。マルチベルベットを買うとなると千円以上しますのでね。私たちは、この糸があまりにもぴったりだったので、値札を見ずに買って、レジを打たれてビックリ、ということになってしまいました。ま、後悔はないですけどね。ぴったりだから。(しつこい?)
12号針で7目作り目します。(ここはやはりラッキーセブンでしょう。縁起物ですからね。)メリヤス編で50センチほど編んで、ふせ止めします。針金を60〜80センチに切り、蒲焼きに串を刺す要領で編地を縫います。針金を輪にしてペンチでねじって止めます。編み始めと編み終わりは、端の糸でざっとつなぎます。これでリースの完成。
リボンの作り方
中細毛糸を12目作ります。(やはり12目でしょう。クリスマス※ですから。こんなのばかりですが。)長さが30センチ〜40センチになったら一度蝶結びにして長さを確かめます。長さがちょうどよかったらふせ止めします。スチームアイロンのスチームをかけて平らに伸ばした後、ドライモードに変えてから押し掛けして、十分にプレスします。
※昔のクリスマスは、12月24日のイブ〜1月6日の十二日節だったそうです。
まとめかた
テグスか透明のミシン糸と使ってリースに靴下やリボンを縫い付けます。ベルをリボンの下につけて、好みでリボンを巻きつけたり、スパンコールやビーズを通したテグスを巻いて飾り、「たた&たた夫のソックスリース」の完成!
|