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初めての手袋 徹底図解 |
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初めて手袋を編む人のために、基本のミトン・手袋の編み方を徹底的に図解します。 |
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2.1 必要な材料と道具
(1) 6号両針 4本
両方が尖っているタイプの棒針を4本用意します。長さが20cm前後の短めの針をお勧めします。(クロバーの「匠」なら5本セットのもの)
(2) 4号両針 4本
両方が尖っているタイプの棒針を4本用意します。長さが20cm前後の短めの針をお勧めします。(クロバーの「匠」なら5本セットのもの)この針はゴム編部分と拾い目の一段目に使うものですが、もし用意できなければ6号針できつく編んでも構いません。また、3号や5号でも構いません。
(3) ほつれ止め
編目を休めるのに使いますが、なければとじ針を使って別糸で休ませても構いません。実際、私たちはそうしています。その方が端目が伸びず、奇麗に仕上がると思います。
(4) かぎ針
写真のものは4・6号のものです。間違いを訂正したり、拾い目の補助をしたりするのにほぼ必需品です。
(5) とじ針
糸端の始末をしたり、指先の絞り止めに使います。
(6) 段数カウンタ
編んだ段数を数えるのに使いますが、これは、好き好きです。メモに「正」を書いていっても、構いません。今持っていないのでしたら、あえてこの作品のためだけに買う必要はありません。つい、押し忘れるので全く役に立たないと言う人もいます。
(7) はさみ
そこそこ切れれば事務用のもので十分です。手芸用を買う必要はまったくありません。
(8) 定規
ゲージを測るのに使います。これも、事務用のもので構いません。
(9) 毛糸
メーカー | イエガー |
糸名 | マッチメーカー ダブルニッティング |
素材 | 毛100% | |
重量・長さ | 50g 120m |
色番号 | 629(青) 662(白) 862(黄) |
使用重量 | 手袋またはミトン(左右)は、 青1玉と色糸1玉でできる。 |
使用糸は、靴下と同じイギリスのイエガー社のマッチメーカーです。イエガーの糸は、日本ではパピー社が扱っていますので、ユザワヤなどの大きな手芸店では置いていると思います。また、置いていない場合でも、取り寄せ可能だと思います。中細と並太の中間という、とても使いやすい太さです。案外、この太さの毛糸が日本製ではなかなか入手できません。この太さなら、靴下・手袋や手袋を編んでも編地がごわごわしませんし、目数もそう多くないので、初心者でも比較的早く編めると思います。今回は、青色をベースに白か黄色を使ったストライプ模様にしました。減目や増目の無い部分だけに模様を入れましたので、初心者でも問題なく編めると思います。
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