ロゴ
Google  
Web このサイト内
English.gif

4.5 目外し・目寄せ・絞め

左針の目を外す

右針が左の編目を通り抜けたら、右針にかかった目の力を使って左針にかかった目を外します。初心者の方は、左針の目からいっぱい糸を引きずり出すことがありますが、そうすると左針の目を外すことができなくなってしまいます。右針が左針にかかった編目をくぐったらすぐに左針の編目を外す動作に移らなければなりません。

左目を外す直前に右針に出来た新しい目を右針にある古い目にぶつけるように当てます。これで、前の目と新しい目の間にあった余計な糸が締まります。

以上で、一目が編めたことになります。上手になれば右針が編目を通るのと左針から目を外すのは一連の動作でできます。編目と編針の先が離れて いて、編目が外れなかったときは右手の人差し指で左の編針を押し下げて外すことができます。このために最初の持ち手で右手の人差し指を自由にしておくと便利なのです。

絞め

右針の目を使って左針の目を外したとき、新しく出来た右針の目はまだきちんとした形になっていません。右針は目を外すために立った状態になりますが、次の目を狙ってまた横に倒れます。そのときの左の人差し指の糸の引き加減が右目の締まりを決めます。ゲージはこの時点で決まると言ってよいでしょう。

右針が左針の上に出た。ここで移動方向が変わる。 右針を立てて新しい編目を落すように古い目に寄せる。 左編目が外れる瞬間。

前へ 目次 次へ



免責事項 たた&たた夫は記述内容の正確性を保証いたしません。また、記述内容に起因する一切の損害・不具合に関する補償の責を負いません。
著作権 Copyright(C) 2000-2005 Tata&Tatao. All Rights Reserved. 本サイトの文章・イラスト・写真はたた&たた夫の著作物です。無断転載は固くお断りいたします。