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初めてのソックス徹底図解 |
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初めて靴下を編む人のために、引き返し編みを使わない靴下の編み方を徹底図解します。 |
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2.5 編み方の詳細(かかとのメリヤスはぎ)
(5) メリヤスはぎ
19(23)段目を6(7)目編んだところで、糸を15〜20センチ残して切ります。2本の針を折りたたみ、下図のように構えます。この状態で、手前を見たり、向こう側を見たりしながらメリヤスはぎをします。
1 | | | 奥の目の一段下の目を矢印のようにすくいます。 |
2 | | | 奥の目に表目を編むように前から針を入れて糸を通し、編針から外します。 |
3 | | | 手前の目に右から針を入れて、矢印のようにすくい、編針から外します。 |
4 | | | 2、で外した目にとじ針を入れ、同時に編針の目に表目を編むように前から針を入れて【特に注意!】、編針から外します。編針から外れた目が縮んで、とても見えにくくなっていることがあります。探し方は、針に掛かっている目から緑の矢印のように糸の流れを追い、その糸に掛かっている目が2目越えたところが、隣の目です。
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5 | | | 3、で外した目にとじ針を入れ、同時に編針の目に針を入れて、編針から外します。編針から外れた目が縮んで、とても見えにくくなっていることがあります。編目の探し方は、4と同様です。目が縮んで目がよく見えない場合は、とじ針で目の固まりを良くほぐして、正しい目を探してください。 |
上図4〜5を繰り返してメリヤスはぎを続けます。メリヤスはぎの考え方を下図で説明します。
突き合わせにしたメリヤス編みの編地を半目ずらし、つなぎ目をメリヤス編みと同じように糸を通して行きます。その結果、とじあがりはメリヤス編地が繋がったようになります。編地と同じくらいの目になるように糸の引き加減を調節しましょう。
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