シェットランド・ヤーンとニッティング・ベルト

神戸異人館倶楽部ⅡのSHAELA展示会に行く。SHAELAでは、シェットランド直輸入の製品を扱っており、特にフェアアイル関係の商品が多い。 たたは、毛糸だま2000年秋号に小さく掲載されたこの展示会を心待ちにしていたのだ。初日11時オープンのところ、開店前に押しかけてしまったが、主宰 者の佐藤ちひろさんは快く店内に案内してくれた。 毛糸と、セーター・手袋・帽子・クッション・ショール・レース・キットなどたくさんの商品があり、目移りしてたたの頭はパニック。たた夫は、お目当ての ニッティングベルトを早速お取り置きしてもらった。非常にアバウトな作り。イタリアの革製品ならとても商品にならないようなもの。それでも、アバウトに Made in Shetland と型押ししてあるところがなんとも満足。しか〜し、いったいこれをなんに使うのか?もしかしたらバカかもしれないと思っていたところ、すぐにこのニッティ ングベルトを求めてきた人がいて「すみません。売れちゃったんですよ」と佐藤さんが謝っている声が聞こえた。先にバカになっておいて良かったと思った。 たたは結局2000円のお得セット2袋と白糸と糸見本帳を買った。帰る前に、佐藤ちひろさんと3人一緒に写真をとってもらってゴキゲン。 駅前の茶店で買った糸を見ていたらもっと欲しくなったたたは、もう一度行きたそうであった。

彼の島の 空気運ぶか 毛糸だま

厳寒に 耐えし羊の 贈り物

素晴らしい発色のシェットランドヤーン。手にすると綿のように軽い。何を作るかも決まっていないのにむやみに買ってしまったが、これで4000円とは安い!

シェットランドニッターの必需品であるニッティングベルト。以前テレビでこれを腰に、目にもとまらぬ速さで編み図もなしに素晴らしい編み込みを仕上げる姿 をみて感嘆。どうしても欲しくなってしまった一品である。想像よりも単純な作りで、中のクッション(馬の毛らしい)が手に入れば、ハンズでカーフを買って きてもっと見栄えのするものを作れそうだ。佐藤ちひろさんによるとこの製品はまだまともなほうで、ちゃちなプラスチックを巻き付けたようながっかりする製 品が多いそうだ。この製品の難点は、輪針を使う私達には使う必要がないことだ。^_^;

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