便利なカメラ ZR-1600/ZR-1700

CASIO ZR-1600/ZR-1700

編み物作品の写真をとるのに、昔はデジカメが必要でしたが、今はもうスマホさえあれば他の機材はいらないですね。

それなのに、今年は新しいデジカメを買い足しました。編み物作品の撮影にも使いやすいので、紹介します。

今年2月に買ったのが、上の写真の一番左 CASIO ZR-1600 です。(型落ちなので、今は ZR-1700 しか在庫がないかもしれません。買っていませんが、多分同じかそれ以上の機能があると思います。詳細はお調べください。) iPhone6s plus には非常に綺麗に写るカメラがあるのにあえて買い足したのは、35mm 換算で25mm 〜 450mm という広角〜望遠というズームに加えて、4cm まで寄れるマクロ機能があるためです。マクロによって、編み地のクローズアップでもかなり大きく撮れます。へたな一眼のズームレンズよりも寄れたりするので、びっくりします。

絞り優先モードもありますので、小物を寄って撮るとき、パンフォーカスしたい場合にも使えます。(写真に詳しくない方は、この文の意味がわからなくてもかまいません。)

自撮りが最強

しかし、決定的なのは自撮りが簡単で綺麗なことです。この点では iPhone にもデジタル一眼にも完全に勝っています。自撮り棒がなくても、液晶をひっくり返して手を伸ばすと、25mmという広角によって、たっぷり二人分の画角がありますし、一人でも背景が沢山写るので、臨場感があります。シャッターが正面の親指の場所にもあるのは、実に便利。最近、自撮り棒禁止の場所も多いですし、いちいちつけるのも面倒ですから、いいですね。iPhone6s で自撮りに使う Facetimeカメラは500万画素で、ZR-1600 の1600万画素よりかなり低いですから、自撮り中心なら、このカメラは高精細な写真が残せるでしょう。ただし、広角のため、端の方に写った人の顔などは、かなりゆがみます。

セーターなどの大物を写すさい、現在のカメラでは床置きして下を向いても全体が入らない場合、このカメラなら入るかもしれません。(今持っているカメラが35mm換算で25mm 以上の場合。iPhone6s は公表されていませんが、29mm程度とのことです)

iPhoneとの連動でさらに便利

さらに強力なのは、iPhone のアプリ、EXILIM ConnectによってiPhoneでシャッターを切ったり、カメラ内の写真を見たり、転送したりできることです。(iPhone 6s plus ios 9.2.1 で動作確認)ミニ三脚などがあれば、人に頼まなくてもiPhoneの画面でフレーミングしながら、シャッターが切れます。セルフタイマーの設定もアプリ内でできますから、セルフタイマーでシャッターを切って、iPhone を隠せば、完全に人に撮ってもらったような写真が撮れます。
(android アプリもあります)

Scene でiPhone内アルバム

今はZR-1600で撮った写真はすぐiPhoneに転送し、パソコンの画面で写りを確認して必要なものだけ、iTunes 経由で iPhone に戻し、Scene アプリでアルバム化しています。去年までとはまったく違う写真ライフになっています。自分が編んだセーターを自分で着て、街でカメラマンに撮ってもらったような写真にして残しておけば楽しいですし、下の写真のように横から見たコーディネイトチェックもできますよ。

アルバム一覧
写真一覧

撮影サンプル

実際に撮影した画像を下に置きました。

ZR-1600 で神戸近郊の春を撮影しました

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