「フランス式表編み徹底図解」100アクセスに感謝

フランス式表編み徹底図解」を「手づくりタウン」で告知した11月7日から8日にかけて100のアクセスがあった。来てくれた皆さん、どうもありがとう。まだまだ企画はいっぱいあるので、よければまた来てください。
初心者用の企画も楽しいが、自分たちの持っているものを出すばかりでは、欲求不満がたまってくる。そういう時には無性に伝統ニットを作ってみたくなる。遠い昔から伝わったデザインと技法は、歴史を潜り抜けた重みを持っており、編んでいる最中に遠い昔のニッターの精神と交感するような気がする。これが古くから伝わる手芸の醍醐味だ。実は先週からずっとそのような楽しみを味わっているのだ。初心者企画の続きを待って下さっている皆さんには申し訳ないのだけれど、次は私たちが心酔している伝統作品を発表したい。この作品は一般の編物本には編み方が載っていないし、作品の入手も出来ず、日本で作ったという人にも会えなかったため、20世紀始めの写真から復元することとなった一品である。現在、徐々に編み上がってくる作品が、私たちが初めて目にする実物である。その作りかけの作品が放つ気品に二人して酔いしれている、そんなバカな夫婦に共感する人が果たして存在するのであろうか?

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