左目通し交差を追加しました。JIS L 0201 編目記号完全制覇まで、あと3種類。
編目を描いたことのある人はあまりいないと思いますが、ちょっと面倒です…(笑)。しかし、はっきり言って手よりも簡単ですね。手のように毎日見慣れているものはちょっとでも不自然だとすぐ分かってしまいます。デッサンでも、馬なんかを描いているのは一見スゴイと思うんですが、実はちょっとくらい狂っていても分かり難いんです。その点、人体デッサンはどんなにわずかな狂いでも直ちに分かります。慣れ親しんでいるとは恐ろしいですね。お金が道に落ちた音と、お金以外の金属が落ちた音ってすぐ聞き分けられますよね、あれと同じです。(いや〜、これはもっと上かも…)
それと関係あるんですが、漫画なんかで編物しているところを描いている絵を見れば、作者が編物をするかどうかはすぐわかります。編物したことがない作者の絵は、たいてい「不可能な編み方」です。棒針の二本の針が交差していないのもぎょっとしますが、多いのは針を上から下に向かってナイフとフォークを持つようにしているポーズです。つくづく人は物を見ているようで見ていないなと思いますね。