三越の「英国展」に行き、サーシャ・キーガンさんの実演を見る。

三越の「英国展」にいってきました。お目当てのローワンコーナーでは、サーシャ・キーガンさんが来日して、実演をされていました。手元をじ〜っと見ていたら、右手の持ち方がペンシルハンドグリップなのはイギリスでは普通でしょうが、棒針にかかった目が逆目(左のループが手前)だったのにはびっくりしました。一時的にそうしていたのか、ずっと逆目で編んでいるのかは、聞きそびれました。何も買わないのに話しかけるのも少し気が引けてしまいましたので…。

サーシャ・キーガンさんは、少し背が丸くなられてはいますが、年齢を感じさせない、若々しい方でした。実演コーナーの回りで、いろいろな彼女の作品を展示即売していたのですが、その一つに「カントリーインスピレーション」という著書の表紙にあるカーディガンと同じ木の葉模様の巨大なショール(ベッドカバー?)がありました。はっきり見ませんでしたが、20万円近いプライスタグがついていたように思います。私たちが、洋書のコーナーを漁っていて(ほとんど持っている本ばかりでしたが…)、ふと見ると、なんとその作品が売れています。作品自体はとてもいいものだと思いますが、なにしろやけに薄汚れていて、あちこち毛玉もできているというショールです。サーシャさんは慌てて、編み込みした糸がほどけて、ところどころ表に顔を出しているところを、かぎ針で始末し直していました。

いや〜、お金を持っている人は持っているなぁ〜、と感心した後、なぜか二人とも金遣いが少し荒くなりまして、ローワンの毛糸を1万円分ほど買ってしまいました

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