編図の読み方を追加しました。

編図の読み方を追加しました。まだ全部は完成していませんが、現在続きを書いていますので、近いうちに残りをアップします。このコンテンツはもともと英語版を目的として作りかけたのですが、日本でも必要な情報なので、先に日本語版を作ります。

前に、ジューンブライドというのは6月に took a bath することから来た、という話を書いたのですが、それに関してウーリーさんより、ケンタッキーには年に一度は take bath しなければならないという法律があるという情報を教えていただきました。

日本人の風呂好きは世界的に有名ですが、この前ラジオを聴いていたら日本に来ているイギリス人二人が一日にどれくらい風呂に入るかという話になり、冬は夜に一度だけど、夏は朝晩、ときには昼にも入る、と一人が言うともう一人も同意していました。やはり気候の問題も大きいのでしょうね。

もう一つは体臭に対する考え方もあるのかもしれません。金関丈夫は「木馬と石牛」(岩波文庫)の中で、日本人や中国人は体が匂わない人種であるのに対して、西洋人などは体臭があるのが普通の人種で、そこには”匂う文学”があるといい、次のように記述しています。

(前略)アラビア人によると、女の体部で匂わなければならない個所が四つある。口、腋窩、恥部、鼻だという。
ペルシア人も匂うらしい。マッカージーによれば、彼等は接吻を求めるとき「匂いを嗅がしてくれ」といい、「好きになった」という代りに「あの人の匂いが鼻にある」という。エジプト人も匂う。彼らの匂うことは私も実験している。ハーゲンによるとペルシアやエジプトにも体臭賛美の古詩があるというが、私は未だ嘱目していない。ペルシア人は常に女の体部、頭髪、顔の柔毛、頬、口、頭、黒子などと、ある種の香とを関連して描写したという。

私たちもたしか映画かなにかで、第二次大戦の兵役からやっと帰ってくる夫があと数日で家に着くという手紙を妻に送り、だから「シャワーを浴びないように」と頼む文面があったのに驚いたことがあります。日本なら念入りに体を洗って迎える場面ですよね、ここは。

まぁ、例え日本でも昔、風呂に入ろうと思ったら薪を取ってきて、水を汲んで、風呂を沸かさないといけなかったのですから、今のように自動お湯張り装置の付いたバスを使うようには、お風呂には入れなかったでしょう。近くに温泉が出る場所なら別でしょうけどね。

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