シンプルなセーターに「ラグランのリブタートルセーター」をアップしました。

シンプルなセーターに「ラグランのリブタートルセーター」をアップしました。黒いセーターは元々とても好きなのですが、とにかく写真にするのが難しく、これまでホームページに掲載するのはためらってきました。今回、なんとかリブの具合が分かるような写真がとれましたので、アップします。黒のリブは定番のセーターで、市販のものも多いのですが、見比べると一目瞭然。手編み特有のくっきりと立ったリブの立体感は機械編みでは真似のできないものです。

これほどの定番セーターでありながら、案外編物本では編図を見かけませんね。いったいどうしてでしょう?リブ編みのセットインスリーブのセーターなら、たまに見かけますが。リブ編みのラグランセーターは見かけはシンプルですが、とじはぎをしくじるととても目立つため、すくいとじに自信がない人にはつらいものがあるかもしれません。(もちろん、袖付けのほうが難しいという方も多いとは思います。)今回、ウェスシェイプも入れていますので、脇のラインまで綺麗に仕上げようと思うと、一段のずれもないすくいとじが必要です。また、ゲージが取りにくいこと、ラグランの場合、下手をすると着丈や袖丈の計算が狂いやすいことなども難しい要因かもしれません。

とはいえ、手編みの黒のリブはスタイルのかっこ良さでは明らかに一ランク上の品格があります。今まで一度もこの形のセーターを編んだことがないのでしたら、是非とも挑戦してみてください。

しかぁし!電脳編図のバックオーダーがまた一つ増えてしまいました。ラグランの電脳編図は一からプログラムの書き直しになるので面倒ですが、なんとか頑張ってみます。 メリノカーディガンと、このリブセーターのどちらを先にしようかと、もっか思案中ですので、もしご要望がありましたらどうぞお早目にメール下さい。参考にさせていただきます。その他の感想もありましたら、どうぞお気軽にメールください。

P.S. 今日は、ホームページを作っている最中に突然パソコンのキーボードがまったく効かなくなるというハプニングにみまわれ、アップが午前様になってしまいました。うぅ、しばらく不便になりそうです〜。

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