一時、手編みのセーターは人気がなくて、見掛けることはほとんどなくなっていましたが、今年来た年賀状に写っている子供がファアアイルセーター着てたり、ブティックでもフェアアイルもどき?のセーターやマフラーが売られていたり、街でもロピー風のセーターを着ている人を見掛けたりするようになりました。機械編みと手編みの違いが一番はっきりするのはアランセーターでしょうが、なわ編み部分が平面的にだれた機械編みの編目を見ると、やっぱり手編みは偉い!と思ってしまいます。
この間市場を歩いていたら、前を行く人がアランセーターらしきものを着ていたので、近づいてみたらどうも手編み風なんです。へぇ〜アランも流行に復活したのかと、もっと近づいたら、若いと思ったその人はかなりの年配の方で、アランセーターもすごい毛玉だらけでした。う〜ん、これは毎年着ているのか、それとも昔編んだのを久しぶりに引っ張り出してきたのかと、考えていたら市場の人込みに見失ってしまいました。いったいあの人は流行を無視し続ける人か、はたまたとても流行に敏感な人か、どっちだったと思います?