神戸の高架下に行ったことがありますか?

先日、ユニオンのコンテンツの中で、東京の方が Rowan が Rawan ではないか、と冗談を 言って、私達がつい笑ってしまったと書いたのですが、この会話の高度な背景(笑)を 紹介します。

キーワードは、「高架下」です。 実は、かつて神戸の高架下は、とても怪しい店が多かったのです。ダンヒルならぬ、ダンイルのライターとか、鉄錆の浮いたロレックスの金時計などが並べられていました。ゴミではないかというような物を置いている中古家電店や、虫に食われた鹿の剥製を飾ってある漢方薬店、大人のおもちゃ店、古レコード店、古着店、古靴店、こういう店が狭い通りの両側にびっしりと並んでいました。

ウォークマンがソニーから発売されてしばらくたった頃、「高架下には980円のウォークマンがあるらしい」という噂が流れて、いくらなんでも嘘だろうと思いつつ、友人を連れて(一人ではちょっと怖い)行ってみたらなんと、本当に980円のウォークマンが置いてあり、皆、買って帰りました。(2つ買った人もいました。)しかし、そのオチは言うまでもなく、一曲聞き終わるまでに壊れてしまいました。 それでも、「一応聞こえたのはさすが」(なにがさすがか分かりませんが…)と、誰も腹をたてたりはしませんでした。

そういうイメージは完全になくなってはいないのですが、最近はちょっと雰囲気が変わっておしゃれなショップも増えてきているみたいですね。 高架下のショップ紹介(http://www.equiv.net/cgi-bin/database/database.cgi?cmd=s&sc=ks デッドリンク)

高架下は、三宮から元町の間と、元町から神戸の間でずいぶん雰囲気が違い、最も高架下らしいのは、やっぱり元町から西のいわゆる「モトコー」の方です。 [モトコーマップ](http://www.portnet.ne.jp/~nekokiti/magazine/motomap.html デッドリンク)モトコーは私達もずいぶん長いこと行っていませんが、久しぶりに 行ってみようかなと思います。本当に Rawan の毛糸に出会ったりして(笑)。

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