シンプルな手袋に、「ヘリンボーンの手袋」をアップしました。

シンプルな手袋に、「ヘリンボーンの手袋」をアップしました。やっと、という感じです。といっても、この手袋を初めて見る読者の方には何のことか分からないでしょうが、実はこの手袋は編みはじめてから一年くらい過ぎています。今年は仕事が忙しかったせいもありますが、なんでもケチのつく作品はあるもので、どうしても上手くいかずに嫌気がさして、ほったらかしていました。これではいけないということで、今回、もう一度全部絵を書き直して、計算もやりなおして、編んでみました。もう、半分あきらめ気分で、またどうせ上手くいかないだろうという妙な確信があり、編みながらも、色々とチェックしたり、ほどいたりして時間がかかったのですが、片手が出来てはめてみると、驚くほどぴったりとフィットして暖かい。あ、これでいいんだと分かると現金なもので、もう片方は一日で編めてしまいました。

出来上がってみると、最初に「こういう手袋が欲しかった」と構想したものに近い仕上がりで、達成感もひとしおです。毛糸は編む人の好みのものが一番いいと思いますが、この手袋に関しては、Rowanspan 4ply が本当に模様や全体の雰囲気にぴったりです。安い糸ではありませんが、1かせずつで出来ますから、ぜひこの糸を使ってみてほしいなぁと思っています。ローワンの回し者ではありません、念のため(笑)。

ヘリンボーンの手袋なら機械編み製品でもある、という方もいらっしゃるかもしれませんが、まぁ一度編んで、試してみてくださいと言いたいですねぇ。あ、でもまだ編図はできてないんです〜。すみません。 この手袋は電脳編図ではなく、普通の編図で提供いたします。編図のご希望がありましたら、ご遠慮なくメールでお知らせください。

Muffin 増刊の「パソコン Muffin」1月号に、私達のホームページが紹介されました(118ページ)。 今回の記事は企画物で、初めて帽子を編む女性がホームページを参考にしてプレゼントの帽子を完成させるという2ページのストーリー仕立てになっています。私達のホームページをプリントした紙を持っている人の写真が本に載っているというのは、なにかとても不思議な感じでした。この記事を書かれた記者の方は、実際に私達のホームページを参考にして帽子を編まれたそうです。そうしたら編めたので、ということでこの企画記事を執筆されたということですが、その実証精神にはプロ根性を感じました。

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