混ぜるな危険!商用ガーンジーと家庭用ガーンジー。ガーンジーの伝説(15)
前回まで「封筒ガーンジー」がガーンジー島の商用ガーンジーとして開発されたものであること、だからショップが「封筒ガーンジー」を正統ガーンジーと言いたがるのではないかと書いた。しかし、現在のガーンジー島のニット会社にとって「...
前回まで「封筒ガーンジー」がガーンジー島の商用ガーンジーとして開発されたものであること、だからショップが「封筒ガーンジー」を正統ガーンジーと言いたがるのではないかと書いた。しかし、現在のガーンジー島のニット会社にとって「...
前回、前後同じのガーンジーセーターは、商品用にデザインされたものではないかという話を書いた。 封筒ガーンジーと命名 前後同じカーンジーセーターをここでは「封筒ガーンジー」と名づけることにする。前後が完全に同じで、立体的な...
ガーンジーセーターの魅力は、フォークロアの魅力と言ってよいだろう。ガーンジー以外の伝統ニットの多くは実は商品性が高い。ひなびた観光地のお土産店で品定めしていると、いかにもその地方の民芸品のように作られているのに、ひっくり...
今回は、ガーンジーの伝説(2)について、決定的な記述を見つけたので、その補足として書き足したい。 Rae Compton著 ‘The Complete Book of Traditional Guernsey...
昨日のガーンジーセーターの伝説は、長くなりすぎたのでいったん終わらせた。今日はその続きを書く。 ガーンジーセーターに意図的に間違いを入れたという伝説は、「海の男たちのセーター」 (とみたのり子著 日本ヴォーグ社1989)...
セーターは今日ではニット製品の代表のようになっているが、その歴史は意外に新しい。かつてニット製品の代表となっていたのは、なんと言っても靴下だった。ウエアは色々な素材の縫製品があるが、今でも靴下は基本的にメリヤス編みの編製...