ガーンジー島のガーンジーが「本物」なのか?ガーンジーの伝説(13)
前回、前後同じのガーンジーセーターは、商品用にデザインされたものではないかという話を書いた。 封筒ガーンジーと命名 前後同じカーンジーセーターをここでは「封筒ガーンジー」と名づけることにする。前後が完全に同じで、立体的な...
前回、前後同じのガーンジーセーターは、商品用にデザインされたものではないかという話を書いた。 封筒ガーンジーと命名 前後同じカーンジーセーターをここでは「封筒ガーンジー」と名づけることにする。前後が完全に同じで、立体的な...
前後がないセーターの理由 前回、ガーンジーセーターは、クルーネックやハイネックが多く、しかも見た目・着心地・保温性などを工夫していく過程で、様々なバリエーションが生まれたのだろうと書いた。では、着心地や保温性の面で劣る、...
前々回、ガーンジーセーターにも色々なネックがあった、という話を書いた。 今回はガーンジーのネックについて、もう少し詳細に語りたい。 クルーネックは難しい まず、ガーンジーセーターの標準的なネックは「クルーネック」や「ハイ...
謎はすべて解けた!のか? 元は商品ページ さて「ガーンジーセーターに前後(日本では裏表)がない」という伝説の出発点と、現時点で目星をつけている Flamborough Marine Ltd.の「ヒストリー」...
【新伝説日本語版】ガンジーセーターには、裏表がない。 は英語版の、 【新伝説英語版】ガンジーセーターには、前後がない。 という文の読み違え(ないしは言葉の間違え)だった。 前後はないのか では英語のネタ元は正しいのか?つ...
【新伝説】ガンジーセーターには、裏表がない。 この伝説は新しい 10年前、ガーンジーを調べていたときは、この伝説には出会わなかった。もちろん、調査が不十分だったのかもしれない。しかし、もし広範囲に広まっていたら、必ずどこ...
前回「ガーンジーセーターの伝説(6)」を書いてから、10年が過ぎようとしている。 10年前「ガーンジー」とは、日本で言えば「おばあちゃんの手編み」とでも呼ぶしかない「名無しのニット」なのだ、と書き終わったときは、もうこれ...
ガーンジーセーターの魅力は、フォークロアの魅力と言ってよいだろう。ガーンジー以外の伝統ニットの多くは実は商品性が高い。ひなびた観光地のお土産店で品定めしていると、いかにもその地方の民芸品のように作られているのに、ひっくり...
今回は、ガーンジーの伝説(2)について、決定的な記述を見つけたので、その補足として書き足したい。 Rae Compton著 ‘The Complete Book of Traditional Guernsey...
写真のガーンジーセーターは、たた夫が○十年前に編んだガーンジーです。毛糸は、ごく普通の日本製のもので、ゲージは本来のものよりは若干大きいです。何かの本を見て編んだものですが、どの本だったのかは覚えていないようです。これよ...