フェアアイルの伝説(1)
突然だが、左の画像は何色に見えるだろうか。この画像は、日本語と外国語(岩波新書 鈴木孝夫著 1990) の中表紙にある写真の色に似せて作ったものである。著者、鈴木孝夫教授の調査では日本人の7割弱が茶色と答え、赤土色、褐色...
突然だが、左の画像は何色に見えるだろうか。この画像は、日本語と外国語(岩波新書 鈴木孝夫著 1990) の中表紙にある写真の色に似せて作ったものである。著者、鈴木孝夫教授の調査では日本人の7割弱が茶色と答え、赤土色、褐色...
昨日のガーンジーセーターの伝説は、長くなりすぎたのでいったん終わらせた。今日はその続きを書く。 ガーンジーセーターに意図的に間違いを入れたという伝説は、「海の男たちのセーター」 (とみたのり子著 日本ヴォーグ社1989)...
古代から中世の編物をアップしました。Marie Hartley & Joan Ingilby 氏の The Old Hand-Knitters of the Dales の第一章の邦訳です。 編物の歴史というと、...
童女筌の世界をアップしました。童女筌は、日本で初めての編物教科書です。国会図書館で複写禁止となっている厳重保管籍の本ですが、奈良女子大学が全ページを画像化してインターネットで公開してくれました。関係者方々のご努力に感謝い...
「輪編みの編み方(仮題)」、いや〜なかなか進みません〜。まぁ、そもそも内容が面倒なのもあるんですが、今回編物の歴史を調べてたら、もぉ二人して脱線ばかりでして。あの本の写真がどうとか、ここにこんな記述が、とかやりだしたら、...
しかし、それにしても、よりにもよって「年配の女性」をピート運搬のような肉体労働に使役するとは気が知れない、昨日の本を読んだときはそう思いました。しかし、これも今風の誤解かもしれません。編物という手芸にいそしむお嬢様、とい...
以前、Knitting by the Fireside and on the Hillsideの表紙に、二人のピートを背負った女性が編物をしている写真があることを紹介したのですが、この本を読んでいて、その写真の説明のとこ...
日本で編物はポピュラーな趣味ですが、いった編物がどのように日本に伝わり、今日のように広まってきたのか、手元にある本で、詳しく書かれているものはありません。こんな基本的なことも簡単に分からないのは、なんででしょうかね〜。ヨ...
‘Knitting By The Fireside And On The Hillside;'(Linda G. Fryer,1995,The Shetland Times Ltd)、今日この本がエアメールで...
技術というのは時間と共に向上するという思い込みは相当強いものがあります。しかし、たとえば中国の青銅器は、殷の時代のものがもっとも素晴らしく、周や戦国時代のもので殷の青銅器に匹敵するほどの名品にはまず出会えません。青銅の殷...