模様の秘密 ー ガーンジーセーターの伝説(19)
ガーンジーセーターの模様については、色々と伝説があるが、それを考える前に、手編みをする人間なら超がつくほどの常識なのに、できない人間には想像もつかないガーンジーセーターの模様の秘密を話してみたい。 胸から模様が始まるセー...
ガーンジーセーターの模様については、色々と伝説があるが、それを考える前に、手編みをする人間なら超がつくほどの常識なのに、できない人間には想像もつかないガーンジーセーターの模様の秘密を話してみたい。 胸から模様が始まるセー...
イギリス国旗: By Original flag by Acts of Union 1800SVG recreation by User:Zscout370 英国王紋章: By Sodacan – CC 表...
ガーンジーセーターの暖かさ 19世紀末〜20世紀初頭にガーンジーセーターを着ているフィッシャーマンの写真は、写真館で撮られたものが多いが、戸外のフィッシャーマンを撮影した写真もある。ガーンジーセーターだけを着て、笑顔を向...
「ガーンジーセーターには前後がない」というのは、制作工程が簡単なセーターを「本物」だと、ミスリードすべく作った伝説で、そのルーツは、ほぼわかってきたと思っている。 ここからは、もっと時代がかった伝説についても検証していき...
前回まで「封筒ガーンジー」がガーンジー島の商用ガーンジーとして開発されたものであること、だからショップが「封筒ガーンジー」を正統ガーンジーと言いたがるのではないかと書いた。しかし、現在のガーンジー島のニット会社にとって「...
前回書いたように、前後同じガーンジーセーター=「封筒ガーンジー」は、商用に開発されたものであり、ガーンジー島でよく見られることから、ますます怪しいと感じた、という話の続きをしたい。 ガーンジー島とは ガーンジー島は、イギ...
前回、前後同じのガーンジーセーターは、商品用にデザインされたものではないかという話を書いた。 封筒ガーンジーと命名 前後同じカーンジーセーターをここでは「封筒ガーンジー」と名づけることにする。前後が完全に同じで、立体的な...
前後がないセーターの理由 前回、ガーンジーセーターは、クルーネックやハイネックが多く、しかも見た目・着心地・保温性などを工夫していく過程で、様々なバリエーションが生まれたのだろうと書いた。では、着心地や保温性の面で劣る、...
前々回、ガーンジーセーターにも色々なネックがあった、という話を書いた。 今回はガーンジーのネックについて、もう少し詳細に語りたい。 クルーネックは難しい まず、ガーンジーセーターの標準的なネックは「クルーネック」や「ハイ...
謎はすべて解けた!のか? 元は商品ページ さて「ガーンジーセーターに前後(日本では裏表)がない」という伝説の出発点と、現時点で目星をつけている Flamborough Marine Ltd.の「ヒストリー」...