前後がないセーターが本物だと?ガーンジーの伝説(9)
【新伝説日本語版】ガンジーセーターには、裏表がない。 は英語版の、 【新伝説英語版】ガンジーセーターには、前後がない。 という文の読み違え(ないしは言葉の間違え)だった。 前後はないのか では英語のネタ元は正しいのか?つ...
【新伝説日本語版】ガンジーセーターには、裏表がない。 は英語版の、 【新伝説英語版】ガンジーセーターには、前後がない。 という文の読み違え(ないしは言葉の間違え)だった。 前後はないのか では英語のネタ元は正しいのか?つ...
【新伝説】ガンジーセーターには、裏表がない。 この伝説は新しい 10年前、ガーンジーを調べていたときは、この伝説には出会わなかった。もちろん、調査が不十分だったのかもしれない。しかし、もし広範囲に広まっていたら、必ずどこ...
前回「ガーンジーセーターの伝説(6)」を書いてから、10年が過ぎようとしている。 10年前「ガーンジー」とは、日本で言えば「おばあちゃんの手編み」とでも呼ぶしかない「名無しのニット」なのだ、と書き終わったときは、もうこれ...
ガーンジーセーターの魅力は、フォークロアの魅力と言ってよいだろう。ガーンジー以外の伝統ニットの多くは実は商品性が高い。ひなびた観光地のお土産店で品定めしていると、いかにもその地方の民芸品のように作られているのに、ひっくり...
今回は、ガーンジーの伝説(2)について、決定的な記述を見つけたので、その補足として書き足したい。 Rae Compton著 ‘The Complete Book of Traditional Guernsey...
写真のガーンジーセーターは、たた夫が○十年前に編んだガーンジーです。毛糸は、ごく普通の日本製のもので、ゲージは本来のものよりは若干大きいです。何かの本を見て編んだものですが、どの本だったのかは覚えていないようです。これよ...
ガーンジーセーターに意図的に間違いを編み込んだという伝説について2回に渡って記した。私達の考えは、もしそれが事実としても、意図的なものというよりは偶然によるものか、カタルシス効果を狙った創作なのではないかというものだった...
フェアアイルの起源に関しては、アルマダ海戦によりスペインからもたらされたという説が最も有名だろう。アルマダの海戦は、日本人にはなじみが薄いが、イギリスにとっては、スペインから海上覇権を奪い取った歴史的な海戦であり、日本の...
今日の話は、フェアアイルとも関係するのだが、カテゴリは「ヴィンテージニット」とした。ヴィンテージニットとは、いつ頃から言われだしたのかはっきりしないが、左記のVintage Knitsが発売された2002年には一般的な言...
突然だが、左の画像は何色に見えるだろうか。この画像は、日本語と外国語(岩波新書 鈴木孝夫著 1990) の中表紙にある写真の色に似せて作ったものである。著者、鈴木孝夫教授の調査では日本人の7割弱が茶色と答え、赤土色、褐色...