自分の編んだものは一目でわかる。ガーンジーの伝説(2)
昨日のガーンジーセーターの伝説は、長くなりすぎたのでいったん終わらせた。今日はその続きを書く。 ガーンジーセーターに意図的に間違いを入れたという伝説は、「海の男たちのセーター」 (とみたのり子著 日本ヴォーグ社1989)...
昨日のガーンジーセーターの伝説は、長くなりすぎたのでいったん終わらせた。今日はその続きを書く。 ガーンジーセーターに意図的に間違いを入れたという伝説は、「海の男たちのセーター」 (とみたのり子著 日本ヴォーグ社1989)...
セーターは今日ではニット製品の代表のようになっているが、その歴史は意外に新しい。かつてニット製品の代表となっていたのは、なんと言っても靴下だった。ウエアは色々な素材の縫製品があるが、今でも靴下は基本的にメリヤス編みの編製...
古代から中世の編物をアップしました。Marie Hartley & Joan Ingilby 氏の The Old Hand-Knitters of the Dales の第一章の邦訳です。 編物の歴史というと、...
先日、よもやまでとりあげました蟹玉さんの「サンカ柄の初めてのセーター」の大きな画像をいただきましたので、新設しました読者の作品 コーナーへアップいたしました。 いや〜、初めてのセーターにしては上手すぎますね〜。私たちの間...
アンビリーバボー!初めてのセーターがサンカ! 私たちの読者の蟹玉さんより、仰天するようなメールをいただきました。内容は、私たちの「初めてのセーター」をサンカ模様で編んだというものですが、これが初めて編んだセーターと聞いて...
「嶋田俊之・編針おしごと展」に行ってきました。去年シェーラの展示会に行ったときに、嶋田さんのフェアアイルセーターとシェットランドレースを見て感心して以来、一度ゆっくり見てみたいと思っていたのです。去年は、ちょうど嶋田さん...
次のコンテンツ用の名作手袋として、スウェーデンの糸を使った伝統ミトンと、レースの手袋が編めました。これまでイギリス系の作品を編むことが多かったのですが、スカンジナビア地方の糸とデザインで編んだ手袋のフォークな雰囲気は本当...
手袋のコンテンツを作るため、色々と手袋の資料を集めていたら、伝統系の手袋のゲージの細かさは、かなりのものがあることが分かりました。0号の編針でも編めないことはないのですが、非常にきつく編まなければいけないため、竹針の0号...
以前に、体を揺すりながら編むデイルズの「奇妙な魔法使い」の話を書きましたが、’The Old Hand-Knitters of the Dales'(Marie Hartley and Joan Ingilb...
国際社会の中で、日本人は自己主張をしない、何を考えているかわからないと言われることが多いという話はよく聞きます。これが事実がどうかは別として、海外のニッターの本を読むと、それぞれの作者の思い入れがびしびしと伝わってくる事...