たた&たた夫ブログ

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よもやま話

ロマンチックな思い入れの罪 ガーンジーの伝説(3)

2005.11.17

ガーンジーセーターに意図的に間違いを編み込んだという伝説について2回に渡って記した。私達の考えは、もしそれが事実としても、意図的なものというよりは偶然によるものか、カタルシス効果を狙った創作なのではないかというものだった...

よもやま話

フェアアイルの伝説(2)

2005.11.12

フェアアイルの起源に関しては、アルマダ海戦によりスペインからもたらされたという説が最も有名だろう。アルマダの海戦は、日本人にはなじみが薄いが、イギリスにとっては、スペインから海上覇権を奪い取った歴史的な海戦であり、日本の...

よもやま話

スワッチ vs スウォッチ

2005.11.09

私たちが編物ホームページを開いてから5年を越えたのですが、私たちがホームページのコンテンツを書いていたころは、特殊だったため悩んだことが、今では普通になっていることがあって驚くことが出てきました。「英文パターン」なども、...

よもやま話

魅惑のヴィンテージニット

2005.11.07

今日の話は、フェアアイルとも関係するのだが、カテゴリは「ヴィンテージニット」とした。ヴィンテージニットとは、いつ頃から言われだしたのかはっきりしないが、左記のVintage Knitsが発売された2002年には一般的な言...

よもやま話

フェアアイルの伝説(1)

2005.11.05

突然だが、左の画像は何色に見えるだろうか。この画像は、日本語と外国語(岩波新書 鈴木孝夫著 1990) の中表紙にある写真の色に似せて作ったものである。著者、鈴木孝夫教授の調査では日本人の7割弱が茶色と答え、赤土色、褐色...

よもやま話

自分の編んだものは一目でわかる。ガーンジーの伝説(2)

2005.11.02

昨日のガーンジーセーターの伝説は、長くなりすぎたのでいったん終わらせた。今日はその続きを書く。 ガーンジーセーターに意図的に間違いを入れたという伝説は、「海の男たちのセーター」 (とみたのり子著 日本ヴォーグ社1989)...

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夫の死を想定して編む妻がいるのか。ガーンジーの伝説(1)

2005.11.01

セーターは今日ではニット製品の代表のようになっているが、その歴史は意外に新しい。かつてニット製品の代表となっていたのは、なんと言っても靴下だった。ウエアは色々な素材の縫製品があるが、今でも靴下は基本的にメリヤス編みの編製...

よもやま話

日本の編物は世界の夢を見るか

2003.04.16

現在の編物界を見ていますと、やはりあちこちに「西洋コンプレックス」が感じられます。もともとニットというのは海外から来たものですし、新参者であることは事実ですから、ある程度引け目を感じるのは当然かもしれないと思います。しか...

よもやま話

編物の未来

2003.04.10

編物というのは糸と棒と二本の腕があればできるという意味でもっとも原始的に思われる手芸です。また現在ではかなり古臭い趣味だと思われている面もあり、実際に愛好者の高齢化は著しいものがあります。 私たちも自虐的に「古くてマイナ...

よもやま話

ダンス・ウィズ・ニードルズ

2003.04.03

編物はダンス、これが今日のテーマです。 これまであまり指摘されたことがないようですが、編物ほど指をリズミカルに動かす手芸は少ないのではないでしょうか。しかもリズミカルに指を動かすことそのものが編物の楽しみの大きな部分なの...

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